在宅フリーランスの魅力と向く人・向かない人
こんにちは。メディカルライターのYukaです。
フリーランスの仕事を始めてから5年目になります。最初はメディカル翻訳(英日・日英の両方)の仕事が中心でしたが、いまではほぼメディカルライティング一筋になりました。契約先も海外から日本に変わりました。
私は、以前は大学病院に勤務し、診療と研究をしていましたが、アメリカ留学中に家族との生活を優先するためにフリーランスを始めました。帰国時に、元の働き方に戻る道を選ばなかったのは、フリーランスが今の私の価値観に合っていると感じたからです。今回は在宅フリーランスの魅力と、どんな人に向いているか・向いていないかについて、私が感じていることを書きたいと思います。フリーランスを始めるかどうか迷っている方に参考にしていただけると幸いです。
在宅フリーランスの最大の魅力は、自宅で自由に働けることです。
向いている人:通勤が辛く、在宅ワークが苦にならない人。家族の予定に柔軟に対応したい人。夜、早朝、休日に仕事をすることが苦にならない人。
向いていない人:仕事とプライベートをしっかり分けたい人。一人だと仕事に集中できない人。
勤務時間が決められていないので、どのくらい長く職場にいるかどうかで評価されることも、やることが終わったのに帰れないということもありません。
向いている人:集中して短時間に仕事を終わらせることができる人。平日の日中に仕事以外のことをしたい人。
向いていない人:仕事に取りかかるのが遅い人。面倒なことを後回しにしがちな人。
メール連絡やオンライン上でのファイルのやりとりが中心なので、自分のペースで仕事を進められます。
向いている人:こまめにメールを確認できる人。
向いていない人:テキストコミュニケーションが苦手な人。
どのくらいの量の仕事を受けるかどうか、スケジュールを自分で決められます。
向いている人:スケジュール管理が得意な人。自分の得意・不得意を理解している人。
向いていない人:断れない人。指示がないと動けない人。
またこれは魅力とは言えないかもしれませんが、時期によって仕事量に波があります。複数の案件が並行して動いている場合、修正期間がかぶるとかなり忙しくなります。
向いている人:物事の優先順位をつけるのが得意な人。
向いていない人:することが多いとパニックになりやすい人。
またこれは注意点ですが、フリーランスは毎月の収入が一定ではありません。契約先によって、初回納品時に支払いがある場合、案件納品時に支払いがある場合、途中で半分の支払いがある場合などがあります。
向いている人:フリーランス以外に生活費を支える手段(貯金、家族の収入、パートの仕事など)がある人。
向いていない人:毎月一定の収入が必要な人。
もう1つの注意点は、これまで勤務先が処理してくれていた税金や保険を自分でなんとかする必要があることです。税理士を雇うにしても、ある程度は知識を得ておく必要があります。
向いている人:調べ物が苦にならない人。
向いていない人:お金の管理が苦手な人。
「向いていない人」にあげた項目がいくつも当てはまってしまったという方は、在宅フリーランスではなく会社勤めの方が向いているかもしれません。フリーランスは面倒な手続きも多いですが、新しいことに挑戦することが苦にならず、自分のペースで仕事を続けていきたいと思っている方には最適な働き方だと思います。